頸部ジストニアとは
声を発する際に脳(主に大脳基底核)や神経系統の何らかの障害により、
首周辺の筋肉が不随意に収縮し、うまく声が出せなくなる運動障害。
そんな頸部ジストニアを発症したのは、有名デュオ「コブクロ」の小渕健太郎さん。
症状は、高音域の声を出そうとすると首周りの筋肉が硬直して声が出しづらいとのこと。
そのため、治療に専念するため、2011年8月から半年間の活動休止をしていた
コブクロがついに帰ってきました。
そんな彼らが復活したのは、9月9日の大阪・万博記念公園ライブ。
活動再開後初となる「復活ライブ」を行った。
闘病生活からステージに帰ってきたギター&ボーカルの小渕健太郎(35)が
「ただいま!」と声を張り上げると、野外広場に集まった5万人が「お帰り!」の大歓声で迎えた。
復活ライブを行って、ついに復活したといえますね。
これからは今まで以上に活躍してくれることを期待したいです。
第一線で活躍する人たちは、自分の武器を失うと戻ってくるのが大変な世界ですが、
今回、コブクロの二人が戻ってきてくれて本当に良かったです。
ファンのみなさんも待ちに待ったのではないでしょうか。
これからも、一緒に応援していきましょう^^
ジストニアとは
筋肉が不随意かつ持続的に収縮し、運動に障害が出る病気をジストニア、またはジストニーという。
代表的なものに、字を書こうとすると手が震える書痙(しょけい)、
首が傾いたまま硬直する斜頸(しゃけい)がある。
ジストニアの発症年齢は幅広く、男女差もほとんどないといわれている。
ジストニアにはいくつかの分類法があり、今回小渕さんが発症した
「発声時頸部ジストニア」の「発声時」は動作特異性を表す用語、
「頸部」は局所性を表す用語である。
一方、特定の動作とは無関係に起こるケースや、
身体の特定の部位に限らず全身的に起こるケースもある。
さらに、遺伝性の病気や、薬剤の副作用、または事故などが原因で
ジストニアになる場合を二次性ジストニア、
原因がはっきりしない場合を本態性ジストニアという。
発声時頸部ジストニアは、動作特異性、局所性、本態性のジストニアである。
動作特異性ジストニアは、ピアニストがピアノを弾こうとすると
特定の指が動かなくなったり、スポーツ選手が動作に支障をきたしたりなど、
職業と強く関連する症状が出る例が多く、精神的な要因も否定できないとされている。